象の背中

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新宿のミラノ座で「象の背中」を見ました。90点。初日なのに、ばかでかい劇場にたったの40人位。みんなブレイブワンとかに行っているんだと思います。
秋元康の初の長編小説です。死期を悟った象は群れから離れ、自分の死に場所を探して旅立つという。でも自分には、そんな潔い真似はできない。というメッセージでした。
でも「背中」の意味がわかりませんでした・・
「ストーリー」
ある日、「末期の肺がんで余命半年です」と宣告された48歳の藤山(役所広司)は、残された時間をどう生きるか選択を迫られる。妻と二人の子どもの事はもちろん中堅不動産会社の部長として精魂傾けてきたプロジェクトも気掛かりだ。結局、延命治療は拒否し、自分なりに人生を全うしようと決断する。
心残りのないように、昔思いを伝えられなかった初恋の相手と会って告げたり、グランドファンクレイルロードの雨ライブが録音かライブかで喧嘩別れした高校時代の親友と会ったりした。
妻の美和子には言い出せなかったが、や大学生の長男には事実を告げ、母親と妹を支えるように伝える。
藤山には、コピーライターの浮気相手(井川遙)がいた。(父の不倫を憎んでいたクセにやっぱり親子ということか)
家族の将来的な生活費が1400万足りず、絶縁していた実家に行って12年振りに兄と会いいらないと言った父の遺産の自分の取り分を現金に換えてくれるよう懇願する。
病気とわかったら手のひらを返す会社、社長。救いは会社の友人(同期?)だった。

退職し、いよいよ最後はホスピスに。モルヒネで痛みを止めるがボーッとするようだ。
浮気対手に電話し、彼女がホスピスに訪ねてくる。妻と鉢合わせするが、礼を言う妻だった。
兄もすいかを持ってホスピスに訪ねてきた。兄の前で「誰にも言えなかった。自分も怖い」と初めて泣きじゃくる藤山だった。
家族と一緒に海辺で幸せな一時を過ごしながら、いよいよ末期を迎える。
2時間ずっと涙が出ていました。鼻がつまって大変でした。

家族構成、年齢が似ているからか、自分が死ぬときもこうなるんだなーと重ね合わせると、よけい感動しました。しかし、自分が死んだ後の生活費なんて、あんまり考えてないなー。

私は昔から、死ぬとわかったら、楽しんで死のう、と思っています。昔、不摂生していたのであんまり長生きしたくありません。祖父みたいにボケて迷惑かけたくないし、叔母のように寝たきりになりたくないし、腰痛や膝が痛くて歩けない、目が見えない、とか見ていますし。
60で定年になったら、父のようにせいぜい70では亡くなりたいですね! たいした楽しみもなくなるし。(ゴルフやテニスができているうちは、いいですが)

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この記事へのコメント

Kazu
2007年11月29日 04:03
産経新聞でひどい広告を散々流していた時から、
もう嫌で嫌でたまらない映画でした。
私は肺がんで今年の三月に余命一年の宣告を受けました。
もちろん同じ病棟には、この映画の主人公のように余命半年の宣告を受けた人たちもいました。
でも、みんな治療していますよ。
抗がん剤治療は辛いし、延命なんて言われるけれど、みんな頑張ってますし、余命を越えて生き残っている人もいっぱいいます。
「死なないと物語にならない」
この映画が語っていることはこれ以外にありませんね。
がん患者は死なないといけないみたいですね。
ここまで徹底的に馬鹿にして下さってありがとうとしか言えません。
まさに「死を売り物にした安直な物語」
でしかないですね。
最低です。

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