ロンリーハート

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ロンリーハートを新宿武蔵野館で1日見ました。75点。1日は映画の日で半額なのですが、封切りから20日過ぎているので混んでなくて助かりました。
物語は私が生まれる前の1940年代にアメリカを震撼させた連続殺人事件の実話です。新聞の恋人募集欄「ロンリーハート」の情報を元に寂しい女を騙し、結婚詐欺と殺人を繰り返した一組のとんでもない男女の映画です。監督は、実際の事件を追っていた刑事の実の孫であるトッド・ロビンソン監督。劇中には監督の父親(刑事の息子)エディも登場しているとのことです。監督の執念を感じます。

 第二次大戦が終わった直後の頃。主人公レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レト)は新聞の恋人募集欄の情報を元に、戦争で夫を失ったり婚期を逸したりした「寂しい女性」たちに近づき、金を騙し取る結婚詐欺師欺だ。ハゲで小男なのだが、かつらで隠してハンサム青年を演じ、そこらの花瓶に差してある花を盗んでは女に差し出し、歯の浮くような甘い言葉で寂しい女の心をとらえる。ある日、レイは元看護婦(実際には100キロを超える巨漢だが映画では美人)のマーサ・ベック(サルマ・ハエック)へ近づいた。しかし資産が少ないことを知って彼女の元を離れようとするが、あるピンチをマーサに助けられ、2人は強い絆で結ばれることに。
ある日、マーサが盗難車で運転中のレイにフェラをして車が蛇行したため、2人はパトカーに止められることになる。盗難車だと気付かれる前に、マーサが警官にフェラをして逃れる。実はマーサはとんでもない女だった。そして2人は一緒に詐欺の旅に出る。(実は警官はフェラしてもらった後ろめたさのため、犯人2人の情報を早期報告せず、逮捕も遅れることに)
 一方のバリバリの前線の刑事だったロビンソン刑事(ジョン・トラボルタ)は妻の自殺後、気落ちして仕事も投げやりでいつも署にいた。しかし、ある未亡人の自殺を担当して、その背後にある陰謀を付き止めようとする。彼女はレイとマーサの2人の犠牲者だった。相棒の太っちょのヒルダーブランド刑事(ジェームズ・ガンドルフィーニ)と組んで2人の足跡を辿り、徐々に追い詰めて行く。

 さて詐欺がなぜ殺人に発展していくのか。マーサとレイは兄妹と称して被害者に近づき、レイが肉体関係を結んで親しくなり、預金を奪う計画だった。しかし、その一部始終を見ていたマーサは我慢ができなくなり、嫉妬して殺してしまった。それ以降、マーサはてっとり早く積極的に殺人を犯すようになる。マーサを愛していたことに気づくレイも従わざるをえず、2人の犯罪はエスカレートしていくのだった。(殺されたのは少なくとも4人だが、実際には20人くらいと言われている)

やがて、刑事達は手紙の私書箱から2人の居所をつきとめ、逮捕に向かう。
最後のシーンはレイとマーサの2人がシンシン刑務所で電気椅子で死刑になるのを確認する2人の刑事だ。
(レイとマーサの愛の証拠として、獄中でも愛を取り交わした文書が残っているらしい)

事件を再現するだけでなく、刑事の視点から犯罪を見つめ直したのは、ロビンソン監督が刑事の孫だからでしょう。実は映画でもロビンソン刑事の妻の自殺の原因はわかっていません。おそらく孤独に耐えられなかったのだろうと思われますが祖父を責めてるんでしょうかね。同じ署の年配の彼女とつきあっていますが、長男にそれを見られてしまい弁解します。妻への自責の念をいだきながら犯人を追い詰めて行く、心の葛藤もありますが、このあたりも監督の想像でしょうね。
しかし、自分に置き換えると怖いものがあります。昔は仕事が忙しくて家に殆どいませんでしたからね。
最後に、相棒のデブのヒルダーブランド刑事が典型的なアメリカの警官らしくて、いい味出してました。実は彼のナレーションで映画は進んでいたのです。


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この記事へのコメント

zebra
2011年12月03日 00:36
この「ロンリー・ハート」はバラエティ番組「ザ世界仰天ニュース」、「ザ ベストハウス1,2,3」で マーサ&レイ事件の紹介がされていましたので いきさつは おおよそは 把握していますよ。

このふたり、自分たちのロマンスのために殺人を繰り返したわけですので ムナクソがわるくなります。
あ~やれやれ(´д`)

ぜったいこのふたりをアイドル視したり感動してはいけない その正体は ちっぽけなゴミなのだから・・・

あと 僕は このマーサ&レイ以外のロンリー・ハート事件を もうひとつの事例を 知っています。 次回のコメントで教えますよ。

これ以上 このマーサ&レイについては これ以上コメントは思いつくまい このふたりはゴミのような人間である

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  • 「ロンリーハート」

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